金は酸やアルカリに対して安定した元素のためアレルギー反応を起こすことはほとんどありません。
しかし、@金の糸を真皮に植入するとお肌にとっては自己以外の異物。そのため血液中に存在し、あらゆる病原菌や異物などを食べてくれる免疫細胞“マクロファージ”を運ぶために、A毛細血管が金の糸の周りに伸びてきて、異物を取り除こうとマクロファージが戦いを繰り返します。
マクロファージの活動で放出された物質が刺激となり、B線維芽細胞が呼び寄せられ、修復の主な材料であるCコラーゲンが生み出されます。そのコラーゲンに支えられて毛細血管やリンパが発達し、そこへ流れ込む新鮮な血液が線維芽細胞に栄養や酸素を供給し、更にコラーゲンの産出をうながすという自己増殖のサイクルが構成されます。
「“金”を真皮に植入するとコロイド状になった純金の作用で、あらゆるウイルスなどを食べてくれる免疫細胞・マクロファージなどの白血球が活性化する」という論文が報告されています。そのため、金が真皮の中にある限り、金の作用がマクロファージを常に活性化させます。免疫細胞である元気なマクロファージは体の中のいらない物質をどんどん食べてくれます。古いものは排除され、また新しいものに生まれ変わります。つまり新陳代謝が活性化するのです。
真皮に金の糸を植入すると、金から発生するイオンにより、その周辺の活動電位が高まり、今まで自分の力では分解できなかった物質が酵素合成などを手助けするイオン交換によって分解され、栄養素は細胞内へ吸収され、必要のないものは毛細血管を通って排泄されます。
その結果、新陳代謝率が上がり健康的な肌に蘇ります。
マクロファージの活動で放出された物質が刺激となり、A繊維芽細胞や酵素により、修復の主な材料であるBコラーゲン、Cエラスチン、Dヒアルロン酸が生み出されます。
Bコラーゲンは細胞と細胞の隙間を埋めるように存在し、細胞同士をつないでいます。全身の細胞は血管によって運ばれてくる血液から酸素や栄養を得ていますが、すべての細胞が毛細血管とじかに接しているわけではありません。
そこで重要になるのがコラーゲンの存在なのです。
コラーゲンの層は毛細血管からにじみ出てきた酸素や栄養素を、それぞれの細胞内に運びこむ細胞間液と共に“通路”になっていると考えられています。また、細胞にたまった老廃物を毛細血管に回収する役割をコラーゲンと細胞間液が務めます。
Cエラスチン…ゴムのように弾力があり、コラーゲンとの相互作用により皮膚に弾力性を与える役割を果しますが、加齢により繊維芽細胞の機能低下により生産量が減少している状態です。
Dヒアルロン酸…水分をたっぷり含むので皮膚に張りのある瑞々しさを与える役割を果しますが、加齢により繊維芽細胞が機能低下し生産量が減少している状態です。
金の糸による免疫反応作用、金コロイド作用で元気を取り戻した真皮は、十分な栄養をE母細胞へ運び込みます。
十分な栄養を吸収できるようになった母細胞は、細胞分裂を行い、新しい細胞を次々と押し上げていきます。これらの細胞はほぼ14日で一番上の角質層に達し、ここで丈夫な角質細胞となってさらに14日ほどとどまり、やがてアカとなってはがれ落ちていきます。
この表皮細胞が生まれてからアカとなってはがれ落ちるまでの28日間の新陳代謝のサイクルを「Fターンオーバー」と言います。こうして金の糸によってターンオーバーの働きを取戻した肌は、健康でみずみずしい状態へと甦っていくのです。
コラーゲン…活発に新陳代謝を繰り返すコラーゲンが、真皮の機能をより活性させます。
エラスチン…豊富なエラスチンにより、適度な弾力とハリのある肌を作り上げている状態
ヒアルロン酸…水分をたっぷり含み、皮膚にハリのある瑞々しさを与えている状態